関係代名詞の万能”that”が使えない3つの場面とは?

英語の基礎

当記事は、

「関係代名詞”that”が使えないパターンって聞いたことあるけど、実際どういうときに使えないのかわからない」
「逆に関係代名詞”that”しか使えないパターンもあるなら知りたい」

という方向けの記事です。

 

 

関係代名詞”that”は非常に万能で

何にでも使えるような印象があります。

 

 

しかしたまに問題を解いていると、

えっここ”that”使えないの?
 ってか、”that”が使えないこととかあるの?

と考えた事がある人は少なくないでしょう。

 

 

当記事ではそういった疑問に解決するために

「関係代名詞の万能”that”が使えない3つの場面と、
 逆に、万能”that”しか使えない3つの場面」

を解説していますのでぜひご覧ください。

 

 

結論から言います↓

 

 

関係代名詞の万能”that”が使えない3つの場面

・関係代名詞”whose”の代わりには使えない
・コンマのあとに関係代名詞を置くとき(〇〇, that have〜 ×)
・前置詞と共に関係代名詞が使われるとき(前置詞+that ×)

 

万能”that”しか使えない3つの場面

・前に来る単語に「人とモノ」の両方がくるとき(人+モノ that have〜)
・疑問詞と一緒に関係代名詞を使うとき(who that is〜)
・☆thatが好まれる場面

 

 

※はじめに私の経歴

私はアメリカ、フィリピン、オーストラリア

に1年間留学し、

オーストラリアでは仕事をしていました。

 

 

日常生活だけでなく

ビジネス英語もある程度は理解でき、

TOEICは930点持っています。


上の情報が当記事の

信頼担保になってくれると幸いです。

関係代名詞の万能”that”


関係代名詞の”that”は非常に万能で、

他の関係代名詞である「who・which・where」の

どれにでも代わることができます。

 

 

例:

I have a friend who plays soccer with me
(私には一緒にサッカーをする友達がいます)

I have a friend that plays soccer with me

 

These are books which I bought yesterday
(これらは私が昨日買った本です)

These are books that I bought yesterday

 

Okinawa is the city where I was born in
(沖縄は私が生まれた都市です)

Okinawa is the city that I was born in

 

 

超万能ですね

 

 

こんな万能なら、関係代名詞を使う時は

全部”that”にしようと思いたくなるぐらいです。

関係代名詞”that”の役割

関係代名詞”that”には以下の2つの役割があります。

・言葉の補足説明
・文中にある動詞を1つにする

 

 

言葉の補足説明とは

→I lost a bag that I bought yesterday
(私は昨日買ったバックを失くした)

のように”a bag”がどんなバックなのかを

関係代名詞”that”を使って”that”以後の文で説明することです。

 

 

これは基本的な関係代名詞の使い方なので

すぐ理解できるかと思います。

 

 

では2つ目の、文中にある動詞を1つにするとは

どういうことでしょうか。

 

 

先ほどの文を見てみましょう。

I lost a bag that I bought yesterday

この文中には”lost”と”bought”の2つの動詞があります。

 

 

英語には動詞は文中に1つだけ」というルールがあるので、

ここで関係代名詞”that”を使うことで

新たな節(that I bought yesterday)を作り、

文中には”lost”という動詞1つしかないよ。

と、アピールしているということです。

 

 

つまり”that”は新たな節を作り文を2つすることによって、

動詞を文中に1つずつに分けているということです。

I lost a bag / that I bought yesterday

 

 

その”that”の役割を作ってしまえば

I lost a bag(that)I bought yesterday

のように省略してしまっても、

陰で”that”の存在があるので

動詞を文中に2つ置けちゃいますよね。

 

 

これが関係代名詞”that”が持つ役割です。

関係代名詞”that”が使えない3つの場面


関係代名詞”that”の役割を知ったところで、

次は本題である”that”が使えない場面

・関係代名詞”whose”の代わりには使えない
・コンマのあとに関係代名詞を置くとき
・前置詞と共に関係代名詞が使われるとき

この3つをこれからわかりやすく解説したいと思います。

関係代名詞”whose”の代わりには使えない

関係代名詞”whose”の代わりに”that”は使えません。

 

 

そもそも”that”には文と文の意味を繋げたり

動詞を文中に1つにするという役割はありますが、

”that”自体に意味がありません

 

 

しかし、”whose”には「誰の」という意味があるので

その時点で”that”を使うことができないことがわかります。

 

 

ただこの説明では何か物足りないという方のために

もう少し、なぜ”that”が使えないのかを深掘りしていきます。

 

 

例えば、

The girl whose bag was stolen was my girlfriend
(バックを盗まれた女の子は私の彼女だった)

という文を見てみましょう。

 

 

“whose”は「誰の」という意味があり、

上の例文ではその前に「the girl = 女の子」という単語があるので

”whose”は「女の子の」という意味になることがわかります。

 

 

つまり上の例文は

The girl the girl’s bag was stolen was my girlfriend

もしくは、

The girl her bag was stolen was my girlfriend

と表すことができます。

 

 

これにもし”that”を使うとなると、

The girl that bag was stolen was my girlfriend

盗まれたバックが女の子のかどうかもわからないし

”bag”に冠詞が付いていない不自然な文になってしまいます。

 

 

ここからも関係代名詞”whose”の代わりに

”that”を使えないことがわかります。

コンマのあとに関係代名詞を置くとき

コンマのあとに関係代名詞を置くとき、

関係代名詞”that”は使えません。

 

 

例えば、

I bought a book, which was published last year.
(私は昨年に出版された本を買った)

という文を見てみましょう。

 

 

これは”a book”がどんなものなのかを

コンマ以降”which was published last year”で

補足して説明している文です。

 

 

こういったコンマが使われて、

その後ろに関係代名詞を持ってくる時は

関係代名詞の”that”を使うことができません。

I bought a book, that was published last year ×

 

 

これは英語のルールですので覚えてしまいしょう。

 

 

ただここで鋭い方は

「えっ待って、コンマって付ける必要ある?
 別にコンマを外して、
 ”I bought a book which was published last year”
 にして、そしたら”which”を万能”that”に変えて
 ”I bought a book that was published last year”
 にしたら”that”使えるんじゃね?」

と思うはずです。

 

 

ここまで考えてる人いたらとても鋭いですね。

 

 

そうなんです。上の文だとコンマを外してもよく

もし外したなら”that”を使うことができるんです

 

 

しかし、下の例をどうでしょう。

I know Lionel Messi, who is soccer player
(私はサッカー選手のリオネル・メッシを知っている)

 

 

実は英語には、名前などの「固有名詞」を補足して説明する際は

コンマをつけて説明しなければならないというルールがあります

 

 

つまり上の文は絶対にコンマをつけなければいけないので、

その後ろに”that”は使えないということです。

I know Lionel Messi, that is soccer player ×

 

 

まぁとは言っても、

いちいちこんな難しいこと覚える必要なく、

「コンマの後ろに”that”は置けない」

これだけ覚えてくれたら完璧です。

 

 

ちなみに、どんな時にコンマを使って

どんな時にコンマを使わなくてもいいのかを知りたい方は、

「非制限用法」と調べてみてください。

前置詞と共に関係代名詞が使われるとき

前置詞と共に関係代名詞が使われるときは

”that”を使うことができません。

 

 

まずは、

This is the city where I live
(ここは私が住んでいる都市です)

という文を見てみましょう。

 

 

上の文は元々、

This is the city
(ここは都市です)

I live in the city
(私はその都市に住んでいます)

の2つを関係代名詞”where”を使って繋げた文です。

→This is the city where I live

 

 

ただここでも鋭い方は、

「あれ?文が繋がったとき”in the city”の”in”が消えてない?」

と思うはずです。

 

 

そうなんです。実は関係代名詞”where”にはすでに

「場所」の意味が含まれているので、

場所の意味を含む”in”はつけなくてもいいんです。

 

 

というより”in”をつけてしまうと、

”where”と”in”で場所のことを二重に説明してしまうので、

”in”をつけてはいけません。

 

 

もし”in”をつけたいのであれば

場所の意味を持たない”which”を代わりにつけます

This is the city where I live

This is the city which I live in

      or

This is the city in which I live

 

 

だからよく参考書には

「where = which in」と載っていますよね。

 

 

少し話が逸れてしまったので

本題に戻しましょう。

 

 

先ほどの”which”に変えた2つの文の

”which”を”that”に代えてみると、

This is the city which I live in

This is the city that I live in

 

This is the city in which I live

This is the city in that I live

このようになります。

 

 

しかし、関係代名詞”that”は前置詞と非常に相性が悪いので

実は「前置詞+関係代名詞”that”」という文は存在しません。

※指示代名詞の”that(あの)”は前置詞と使われますので、
これら2つは混同しないようにしましょう。

例→in that box(あの箱の中に)
  in that situation(あの状況で)

 

 

つまり最初の文の

This is the city which I live in

This is the city that I live in 


は”that”の前に前置詞がないので

関係代名詞”that”を使うことができますが、

This is the city in which I live

This is the city in that I live ×

だと「in+that」となっているので

関係代名詞”that”を使うことができないということです。

 

 

まぁとは言っても、

いちいちこんな難しいこと覚える必要なく、

「前置詞+関係代名詞”that”」は使うことができない。

これだけ覚えてくれたら完璧です。

関係代名詞”that”しか使えない3つの場面


関係代名詞”that”がつかえない場面は上の3つで全部ですが、

関係代名詞”that”しか使えない場面も実は3つあります。

 

 

関係代名詞”that”しか使えない場面は以下の3つです。

・前に来る単語に「人とモノ」の両方がくるとき
・疑問詞と一緒に関係代名詞を使うとき
・☆thatが好まれる場面

前に来る単語に「人とモノ」の両方がくるとき

前に来る単語に「人とモノ」の両方がくるときは

”that”しか使えません。

 

 

例えば、

A girl and her dog that are sitting over there are cute
(向こう側に座っている女の子とその子の犬がかわいい)

この文を見てみましょう。

 

 

”A girl”と”her dog”の両方が向こう側に座っているので

関係代名詞は両方につけなければなりません

 

 

そうなると”A girl”に合わせて関係代名詞は「who」にするか

”her dog”に合わせて関係代名詞は「which」にするか

どっちにしようとなってしまいます。

 

 

しかしどっちかにすると

どっちかに合わなくなってしまいますよね…

 

 

こういった場合にはどっちにも当てはまる

”that”しか使えないということです。

A girl and her dog that 〜 ◯

A girl and her dog who 〜 ×
(her dog に who は使えない)

A girl and her dog which 〜 ×
(A girl に which は使えない)

疑問詞と一緒に関係代名詞を使うとき

疑問詞と一緒に関係代名詞を使うときは

”that”しか使えません。

 

 

例えば、

Who were they that broke the window of my house?
(私の家の窓ガラスを壊した彼らは誰なの?)

この文を見てみましょう。

 

 

theyが何をしたかを”that”以降で説明しているので

一見、「they who broke the window of my house?」

のように”who”にしてもいいのでは?と思います。

 

 

しかし、もしそうした場合の文を見てみると

Who were they who broke the window of my house?

疑問詞”who”と関係代名詞”who”が1つの文にあり

「フーフー」うるさい文章になってしまいます。

 

 

英語は同じ文章に同じ言葉が何個もあることを嫌うので、

こういう場合は代わりがある関係代名詞”who”を

”that”にしなければなりません。

(疑問詞” who”は何にも代われません)

 

 

つまり、疑問詞と関係代名詞を同時に使うときは

代わりのある関係代名詞”that”しか使えないという訳です。

Who were they that broke the window of my house? ◯

”that”が好まれる場面

”that”が好まれる場面は下の4つです。

最上級
the most, the best, largest

序数
first, second, third

すべてのもの
any, all, anything, everything

その他
only, very, no

 

この4つの場面の単語を関係代名詞で説明するときは、

ほぼ100%”that”が使われると言っても過言ではありません。

 

ただし、別に他の関係代名詞が使えない訳ではないので、

「こういった事実もあるな」

ぐらいで理解して頂けるとうれしいです。

 

 

例:

I saw the most beautiful woman that wore a dress
(私はドレスを着ていた最も美しい女性を見た)

You are the first girl that I gave presents
(あなたは私がプレゼントをあげた最初の女性です)

I have something that you want
(あなたが欲しいものを私は持ってるよ)

This is the only one that I stole
(これは私が盗んだ唯一のものです)

まとめ

関係代名詞の万能”that”が使えない場面と

”that”しか使えない場面のおさらいです。

 

 

関係代名詞の万能”that”が使えない3つの場面

・関係代名詞”whose”の代わりには使えない
・コンマのあとに関係代名詞を置くとき(〇〇, that have〜 ×)
・前置詞と共に関係代名詞が使われるとき(前置詞+that ×)

 

万能”that”しか使えない3つの場面

・前に来る単語に「人とモノ」の両方がくるとき(人+モノ that have〜)
・疑問詞と一緒に関係代名詞を使うとき(who that is〜)
・☆thatが好まれる場面

 

 

これらはしっかり覚えましょう!

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