英語の比較級を強調させる「much」「by far」「even」の使い分け方とは

英語の比較級の強調用法 英語の微妙なニュアンスの違い
英語の比較級の強調用法

英語の比較級とは

「私はあなたより美しい」など

2つ以上のものを比べるときに使う表現です。

 

例えば、

「私はあなたより美しい」は比較のmoreを用いて

→I am more beautiful than you

と言います。

 

 

英語の比較級についてわからない方はこちらです↓

そして英語の比較級について勉強していると、

必ず出くわすのがこれから話す「比較級の強調」です。

 

 

比較級の強調は、

比較級の意味を強調させるときに使います。

 

 

例えば、先ほどの例文「私はあなたより美しい」

→I am more beautiful than youを強調させて

「私はあなたより”はるかに”美しい」としたいのであれば、

比較級を強調する表現”much”を使って

→I am much more beautiful than you

と言うことができます。

 

 

比較級の強調は非常に簡単ですので、

パパッと覚えて当記事を閉じてください。

 

 

では早速どうぞ。

比較級の強調

比較級の強調
比較級の強調

先ほど申し上げた通り、比較級を強調するには

「much」などの比較級を強調する表現を使います。

 

比較級を強調する表現は他にも

 比較級の強調     意味   
by farはるかに
a lot・lotsはるかに
even・still・yetいっそう


などがあり、

それぞれで使えるときの条件が違いますので

これから詳しく解説していきます。

much

muchは冒頭の例文のように、

比較級の前に置いて強調の文を作ります。

 

例えば「私は彼より”はるかに”強い」

と言う時は、強調のmuchを使って

→I am much stronger than him(he)

となります。

 

ここで疑問として、

「比較のthanの後ろってhim?he?」

という声がよく上がりますが、

後ほど解説したいと思います。

by far

be farもmuchと同じで、

比較級を強調させる表現です。

 

 

by farを文の中に置く場所は

  • 比較級の後ろにつける
  • 「the+比較級」の前につける


の2種類があります。

 

例えば「私は彼女より”はるかに”背が高い」と言うときは、

比較級の後ろに強調のby farをつけ

→I am taller by far than her(she)

と言うことができます。

 

もちろん、強調のmuchを使って

→I am much taller than her(she)

と言うこともできます。

 

 

「私は3人の中で”はるかに”背が高い」と言う時は、

theが付く比較表現の前にby farをつけ

→I am by far the taller of the three

と言うことができます。

 

もちろん何にでも使える強調の「much」を使って

→I am much the taller of the three

と言うこともできます。

a lot・lots

a lot・lotsは比較級の前につけます。

 

※しかし条件として、

thanの後ろに名詞ではなく、文などが来る際は使えなくなります

 

例えば、先ほどの例文をそのまま借りて

「私は彼女より”はるかに”背が高い」と言うときは

強調のa lot or lotsを使い、

→I am a lot taller than her(she)
      or
 I am lots taller than her(she)

と言うことができます。

 

しかし「私は10年前よりも”はるかに”可愛いです」と言う時は

→I am a lot cuter girl than I was 10 years ago ×

とは言えません。

 

なぜなら先ほど述べた通り、

thanの後ろに名詞ではなく、普通の文がきているからです

 

上の文はmuchを代わりに使って

→I am much cuter girl than I was 10 years ago

と言ってあげましょう。

even・still・yet

even・still・yetは比較級の前に置き、

「いっそう」と訳します。

 

例えば「私は彼女より”いっそう”背が高いです」と言う時は、

→I am still taller than her(she)
 I am even taller than her(she)
 I am yet taller than her(she)

と言います。

 

 

いっそうと言うことは、彼女も実際は背が高くて

でもそれよりいっそう私の背の方が高いと言うことです。

 

つまり、彼女も高くて私も高いです。

 

 

しかし先ほど解説した「much・by far・a lot・lots」だと

「私は彼女より”はるかに”背が高いです」となるので、

彼女の背が高いかどうかはわかりません

 

ただ、私と彼女の背の高さは大きく違う

ということを表しているだけです。

 

この2つの違いはしっかり理解しましょう。

thanの後ろってhim?he?

heとhim
heとhim

先ほどの例文「私は彼より”はるかに”強い」

→I am much stronger than him(he)

のthanの後ろはhim?he?という問いの答えは

himでもheでもどちらでもいい。です。

 

 

昔は、英語のthanは元々接続詞であり、

接続詞の後ろには「主語+動詞」が続くので

thanの後ろは主語になるheが正解と言われていました。

→I am much stronger than he is strong

略して、

→I am much stronger than he

 

 

しかし、文末に主語の”he”が来ることに違和感を感じる人や、

thanを前置詞と誤解して目的格の”him”を使う人が増えたため

→I am much stronger than him

が現在ではむしろ一般的な表現とされています。

 

そして、その変化に伴いthanの品詞の辞書の記載も

  • 古い辞書→「接続詞」のみ
  • 新しい辞書→「前置詞」「接続詞」の順


に変化しました。

 

 

時代と共に言葉も変化しています

 

 

実際にネイティブの友達に

thanの後ろはhimを使う?heを使う?

と聞いてみたところ、

後者(he)は古い感じがするので前者(him)を使う」と

言っていました。

 

 

だが、テストではどちらでも正解なので

どちらかを書きましょう。

まとめ

まとめ
まとめ

英語の比較級を強調する

「much・by far・a lot・lots・even・still・yet」は

だいたいが比較級の前に置かれます(by far以外)。

 

 

また、「much・by far・a lot・lots」と「even・still・yet」は

若干意味が変わってきますので正確に覚えましょう。

  • much・by far・a lot・lots→はるかに
  • even・still・yet→いっそう

 

than の後ろは主格でも目的格でもどちらでもいいですが、

現在は一般的に目的格が使われるようになっています。

 

 

以上が、英語の比較級の強調用法でした。

 

 

他にも「動詞・形容詞・副詞・前置詞」などを

詳しく解説していますので、

興味ある方はぜひ関連記事からご覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました