「a」が付くだけで、違う単語になる
「wait・await」「wake・awake」「sleep・asleep」
あなたはこれらの違いがわかりますか?
「wait・await」「wake・awake」「sleep・asleep」は
意味的にはほぼ同じですが、
使い方が微妙に違います。
当記事では、
この「wait・await」「wake・awake」「sleep・asleep」
の違いをわかりやすく解説していますので
ぜひご覧ください。
結論↓
wait(動詞)
await(動詞)
「wait for=await」
wake(動詞)
awake(形容詞)
「awake=up」
sleep(動詞・名詞)
asleep(形容詞)
「be sleeping=asleep」
※はじめに私の経歴
私はアメリカ、フィリピン、オーストラリアに1年間留学し、
オーストラリアでは仕事を経験。
TOEICは930点持っています。

今はブログやツイッターを軸に、
留学で培った経験を発信しています。
上の情報が当記事の
信頼担保になってくれると幸いです。
「wait」と「await」の違い

”wait”と”await”は
「待つ」という意味の動詞。
しかし、使い方には
色々ルールがあります。
例:
wait
「wait for」が基本の形
単独でも使える
await
単独で使えない
後ろに人や時間、to不定詞を置けない
「wait for=await」
まず”wait”は、
後ろに何か待つものがくるとき
必ず「wait for 待つもの」にします。
例:
I’m waiting for my friends
(友達を待っている)
We will wait for his arrival
(私たちは彼の到着を待つ予定)
She has been waiting for an hour
(彼女は1時間ずっと待っている)※forは必須
しかし、”wait”を
・単独で使うとき
・to不定詞と使うとき
は例外で”for”を外しましょう。
例:
I’ll wait
(待つよ)
I’m waiting to buy a new phone
(新しい携帯を買うために待っている)
続いては、「await」です。
”await”は”wait”と違って、
・単独で使えない
・後ろに人や時間、to不定詞を置けない
というルールがあります。
例:
I’ll await ×
(待つ)
I am awaiting him ×
(彼を待っている)
I have been awaiting for an hour ×
(1時間ずっと待っている)
I am awaiting to buy a new phone ×
(新しい携帯を買うために待っている)
よって、”await”を使うときは
後ろに「出来事やモノ」だけを置きましょう。
例:
She is awaiting the order
(彼女は注文を待っている)
They awaited the arrival of delivery pizzas
(彼らは宅配ピサの到着を待っている)
ちなみに「await=wait for」なので、
”await”に”for”をつける必要はありません。
「wake」と「awake」の違い

”wake”と”awake”は
「起きる」という意味ですが、
”wake”は動詞、”awake”は形容詞になります。
また、”wake”と”awake”は
wake
→目が覚める
awake
→起きている状態を表す
という微妙な違いがあります。
例:
I always wake up at 7am
(いつも7時に起きる→いつも7時に目を覚ます)
I’m always awake at 7am
(いつも7時には起きている→いつ目を覚ましたかわからないが、いつも7時には起きている)
さらに”wake”は、
”wake”と”up”の間に「人」を入れることで
誰かを起こすと言うことが可能です。
例:
His mother wakes him up everyday
(彼の母親は、毎日彼を起こしている)
Did you wake her up?
(あなたは彼女を起こしましたか?)
I always wake up my wife
(僕はいつも妻を起こしている)※「人」が「my wife」のように2語以上だと”up”の後ろに置く
ちなみに、今までの例文には全て
”wake”の後ろに”up”が付いていますよね。
この「up」は実は外すことが可能ですが、
一般的ではありません。
例:
I always wake at 7am △
(いつも7時に起きる)
His mother wakes him everyday △
(彼の母親は、毎日彼を起こしている)
Did you wake her? △
(あなたは彼女を起こしましたか?)
続いては「awake」についての説明です。
”awake”は起きている状態を表し、
「up」と同じ意味になります。
例:
I’m up
=I’m awake
(起きている)
He stayed up during the time
=He stayed awake during the time
(彼は日中ずっと起きていた)
また、”awake”は動詞にもなり
動詞としての意味は「起きる」「感情を生む」です。
例:
I always wake up at 7am
=I always awake at 7am
(いつも7時に起きるよ)Music can awake happiness within me
(音楽は私を幸せにさせてくれる)
ただ”awake”は
動詞としてあまり使われません。
よって形容詞の
「起きている」という意味を、
重点的に覚えましょう。
「sleep」と「asleep」の違い

”sleep”と”asleep”は
「寝る」という意味ですが、
”sleep”は名詞と動詞、”asleep”は形容詞になります。
”sleep”と”asleep”の違いは特になく
「be sleeping=asleep」です。
例:
She is sleeping
=She is asleep
(彼女は寝ている)
I was sleeping
=I was asleep
(寝ていた)
ただ”sleep”は”asleep”と違って
名詞として使うこともできます。
例:
Did you get enough sleep yesterday?
(昨日、十分な睡眠とった?)
まとめ

今回の記事をまとめると、
wait(動詞)
→「wait for」が基本の形・単独でも使える
await(動詞)
→単独で使えない・後ろに人や時間、to不定詞を置けない
「wait for=await」
wake(動詞)
→目が覚める・「wake up」が基本の形
awake(形容詞)(動詞は一般的ではない)
→起きている状態を表す
「awake=up」
sleep(動詞・名詞)
→名詞にもなる
asleep(形容詞)
→寝ている状態を表す
「be sleeping=asleep」
でした。
「a」がつくかつかないかで、
微妙に意味が変わってしまうと
覚えるのが大変ですね。
ただ上のまとめさえおさえておけば、
英語を勉強していく上で困ることはないです。
当記事でしっかり、
「wait・await」「wake・awake」「sleep・asleep」の違いを理解し
1つ上の英語力を目指しましょう。
もし、何か質問などあれば
気軽にツイッターに質問してください。
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